ユリシーズ、記念の日に想う。

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書評、ではありません。読んでないから。

難解と言われながら、20世紀最高の文学書ともいわれ、読むのに途中で断念したランキングにも必ず入る「ユリシーズ」。今日、6月16日は「ユリシーズ」にとって特別な日。「ブルームズデイ」として、アイルランドのダブリンで毎年世界各国からファンが訪れるそうです。

それは、アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」が、1904年の6月16日のダブリンの一日を描いた小説だから。そして、主人公の名前が、スチュワート・ブルームだから。毎年、いろいろなイベントが行われるようだけど、今年は新型コロナの影響で、大きなイベントは、おこなわれないらしいです。

そんなニュースをみて、「ああ、ユリシーズはなんだかんだで結局読んでないな」と思いました。多分自分には太刀打ちできない小説であることは、情報として知っていました。意識の流れをそのまま切れ目のない文章で綴ったり、ギリシャ文学やキリスト教の知識や複雑な構造…。しかし、たまたま、知り合いの家の本棚に「ユリシーズ」があり、しかも原書で驚いたことや、その次の日に「ブルームズデイ」なんてものがあることを知ったり、そんな事もあり、今しかないんじゃないか、と思い直しました。そう意を決して、決して安くはない(もちろん日本語のですけど)本を手に入れようと思います。

原書はKindleの電子書籍が驚くほと安い!でも、絶対無理!

やっぱり手に入れて、本棚に並べたいのは、もとい読みたいのは定番の集英社文庫ヘリテージの4冊。そして、一番新しいのは、柳瀬尚紀さん翻訳の『ユリシーズ1-12』(河出書房新社)。しかし全18章中12章までという特殊さ。翻訳者が途中で亡くなってしまったためですが、その後に出版された『ユリシーズ航海記 『ユリシーズ』を読むための本』にも15章の一部が掲載されているそうです。また同じ著者の「ジェイムズ・ジョイスの謎を解く(岩波新書)」も併せて読んでみたい。

ついでに言うと、2年後の2022年は「ユリシーズ」出版100周年とのこと。それまでに読み通せるか。ついでについでに、このブログはUlyssesで書いてます。

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