音楽

新鮮なバッハに出会いました、ヴィキングル・オラフソン バッハ・カレイドスコープ

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ヴィキングル・オラフソンはアイスランドのピアニスト。新世代ピアニストと呼ばれるように、斬新で新鮮で、センスの、塊のような演奏をする人です。選曲も、センスが感じられます。

バッハの鍵盤楽曲で、幅広く集めた曲集。フランス組曲やイギリス組曲から取るのではなく、平均律クラヴィーア曲集やオルガン・ソナタ、コラール前奏曲から集められています。何かコンセプトがあるのでしょうが、ブゾーニ編曲のものだったり、ジロティ編曲のものだったりするところが特徴のような。カンタータ第54番のアリアや、イタリア風のアリアと変奏とか、初めて聞きました。平均律のプレリュード10番ホ短調をアレクサンドル・ジロティがロ短調として編曲した、ミニマルミュージックみたいな音楽。

私の好きな、コラール前奏曲BW639に続き、そして、美しい幻想曲とフーガ イ短調で終わります。この曲の演奏が本当に美しい! ずっとその世界から出たくない、カレイドスコープの世界で暮らしたくなる。

ロマンチックな演奏です。といっても前時代的な今や化石とも言えるテンポを揺らすようなものではない、丹精で、しかし各声部を大切に謳うところがロマンチックさを感じます。

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