ネタバレほぼ無し 小説【ハサミ男】 きっとだまされる…。驚きのラストまで、一気読み

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最初の1ページ目からすでにだまされている、と言ってもいいかもしれない。

小説ならではのトリックとどんでん返し。「まじかー」とラストでなりました。

ただ、これから読もうという方にご忠告。

だからといって、「だまされるものか」という姿勢で読むと、いろんな可能性を考えながら読んでしまうので、(この人、実在するのか?とか余計なことを考えてしまいます)あまりオススメできません。そうではなく、物語に入り込んで、そして翻弄されて、最後には愕然としながらラストに導かれるのが、読書体験として幸せだと思います。

題名から想像してしまうほど陰惨な描写はなく、それよりも主人公の屈折した、ともいえる生活を、ずっと近くから覗き見しているような(まるで主人公の頭の中にいるような)感覚になります。また、登場人物がこの長さの小説にしては、比較的多目に出てくる感じもします。物語は、主人公ともう一人、若手の刑事の視点、犯人を追う側の視点で進んでいきます。

ネタバレに触れないようにすると、結局何も書けないですが、引き込まれてどんどん読んでしまいました。読後感も悪くなく、全てがわかると、また最初から読んでみたくなりますね。

しかし、よくこれ映画化しましたね…。見てないのでわからないのですが、映画向けとして脚色はあるみたいですが、そもそも、なんとしても映像化してやろうという気迫がすごいと思いました…。

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