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ネタバレあり 映画【モリーズ・ゲーム】 ゲームに勝った者、負けた者は誰なのか?

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【女神の見えざる手】のジェシカ・チャスティン、豪腕ロビイストの次は、闇カジノのオーナーに。

しかし、法廷が似合いますね。被告席に座るキレイな服の怖い顔のお姉さん、といえばジェシカ・チャスティン!

映画はスキーの大会の場面から始まります。期待を一身に受けてモーグル競技に参加するも、不運にも転倒・大怪我をし、引退するはめに。スキーだけをしてきたモリーは、LAで今までの生活から一転、新生活を始めます。しかし、新しい職場でひょんなことから賭博ゲームの運営に携わることに。

ここから、モリーが才覚を表してどんどんのし上がっていく姿は見ていて痛快です。経営者やパートナーに何度か裏切られながらも、悔しさをバネに更なるステップを遂げるモリー。カッコイイ!しかし、栄光は続かず、FBIからは全財産を没収され、歳入庁からは没収された財産の税金を請求される。信頼していた運転手には裏切られ、マフィアからは暴力を受け、金や宝石を盗られる。男ども(男社会)に徹底的に痛めつけられるモリー。見ていて痛々しくなります。彼女も、毎日のプレッシャーや寝不足から逃れるためドラッグに頼りっきりに。 

また、この映画は、現在進行形で起こっている、モリーがFBIに逮捕されて投獄されようとしているところも同時に進行しています。検察側はロシアのマフィアを捕まえたいがために、司法取引を持ちかけ、カジノの客の名前を言うように迫られます。しかし、モリーは自身に不利になろうが、客やその家族のことを思い決して取引に応じようとはしません。その姿に胸を打たれたのが、最初はしぶしぶ弁護をしていたチャーリー(イドリス・エルバ)。全身全霊を込めて、彼女を擁護する彼の姿は、感動してしまいます。イドリス・エルバ、カッコええ!

一人で歩いてきた彼女を、最後に支えたのは、ケビン・コスナー演じる、家族を裏切って出て行った父親でした。再会した二人は、数年ぶりに語らいあい、抱き合います。思い出しても胸が熱くなります。

このエントリーを書くために、Wikipediaを見てみてびっくり。これ伝記映画なの?原作は(本物の)モリー・ブルームが書いた自叙伝が原作とのこと。あの本は本当に、あったんだ。

そして映画の最後に現れる言葉。成功とは、失敗から失敗へと情熱を失わずに移動することだ ウィンストン チャーチル。この言葉はすぐメモしました。勇気づけられる。

心に残るのは、チャーリーが、彼女が投獄されないよう、司法取引を進めるため説得する時の言葉。「家族や、子供がほしくないのか?」と聞かれ、少し間をとり、「すごく欲しい」と呟くときの表情。モリーの芯があるのに、今にも壊れそうなモロさが感じられる、本当にそういう相反するものを感じさせる演技をする、ジェシカ・チャスティン。すごいなあ。大好きな女優さんです。

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