書評 挫折を愛する レビュー

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書評 挫折を愛する レビュー

著者は、熱い男で有名「応援大好き」な、松岡修造さんです。私はこの方、大好きで憧れています。テレビでお見かけする時は、そんなに思わなかったのですが、日めくり修造カレンダーをたまたま見た時から「すげー、この人」となっていました。活字になったら、なんだか惹かれる。

そういう私は「熱い」のは苦手。熱い人が苦手なんじゃなくて、自分が熱くなるのが苦手というか、そこまで熱くなれないから。何かに真剣に取り組むということをしてなかったからだと思います。

しかし、熱意を持っていないなら、せめて熱意があるふりをしよう、熱意がある人の真似をしよう。そうすれば、きっと本当の熱意が身につく、と尊敬するナポレオン・ヒル先生もおっしゃっていたので、(「思考は現実化する」です)とにかく、熱い人の真似をしよう、と思ったわけです。そこで、思いついたのが松岡修造さん。というかこの人以外思いつかなかった。そんな経緯があり、この本に辿りつきました。

『挫折を愛する』というタイトル。なぜ挫折を愛するのか。ちなみに挫折ってしたことあるでしょうか。私はあまり無いです。もちろん失敗したり、それで落ち込んだりというのはしょっちゅうです。でも、『挫折』とまでは言えない。それはきっと、そこまで真剣に取り組んでなかったかもしれません。それほど、真剣に取り組んだからこそ、『挫折』を経験するのだと思います。

この本にはアスリートたちが、たくさんでてきます。それも一流と言われるアスリートたち。真剣に取り組んできた彼らだからこそ、『挫折』を感じるし、また、その挫折が大きければ大きいほど、そこから帰ってきた彼らはひとまわり大きく成長することになる。そんな自分を信じることができるからこそ、挫折さえも愛することができるのでしょう。

石川遼選手や、北島康介選手、イチロー選手や内村航平のエピソードがあります。彼らのエピソードは、確かにスポーツニュースなどで、知っているエピソードもありました。しかし、アスリートたち本人にとっては、本当に立ち直れないくらい、衝撃に襲われ、どん底に落とされながらもそこから帰ってきたこと。そして何より彼らも同じ人間なんだ、ということが分かり、勇気をもらえます。

もちろん松岡修造さん自身のエピソードも豊富です。彼自身が、何度も壁にぶつかりながら、そこから自身を奮い立たせてきました。それはスポーツ選手を引退してからスポーツキャスターになってからも、何度もその壁にぶつかりながらも、その度に努力をされているのには本当に頭が下がります。

人生に対して熱くなれない、何も目指すものがない、どこに向かっていいのか分からない、そんな人にぜひ読んでもらいたいと思います。そして自分も、その中の人物のように振る舞うことで、人生に真剣に向かい合える人になれるということを感じて欲しいと思いました。

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