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少しネタバレあり 映画【ペンギン・ハイウェイ】ペンギン クラスターと文具 クラスターに刺さる映画でした。

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ネタバレあり 映画【ペンギン・ハイウェイ】ペンギン クラスターと文具 クラスターに刺さる映画でした。

海のない街に突如現れたペンギンの大群と、森の中に現れた「海」と名付けられる水の塊。夏の静かな街に、突如不思議な現象が巻き起こります。そしてその街に住む、海をまだみたことがない少年と、海の見える街から来た女性を巡り、物語は進みます。

ペンギンの大量発生と、何も食べなくても動き続けるペンギンたち、車にはねられても死なず、しかし町をはなれるとみるみる弱っていく。そして少年が憧れる「お姉さん」の存在。ペンギンの発生と呼応するかのように、彼女の体調に変化が起こります。彼女の「お姉さん」が放り投げたコーラ缶はペンギンに変わり、彼女の悪夢に現れた化け物は現実化してペンギンを襲う。また、どこまで辿っても海に出ず街を周回する川など、多くの謎はやがて、一つに結びついていきます。

私、この映画大好きです! 家でAmazon プライムで見ました。例年とは違う、ステイホームなゴールデンウィークのなかで、家族と一緒に楽しんでみることができました。子供たちより、きっと私が一番楽しんでいた気がします。

一番好きなキャラはやっぱり、少年 アオヤマくん。子供なのにすぐ「大人げありませんでした」と言ってしまう、ちょっとませた感じの彼は、自分で「頭が良く、きっと立派な大人になりしかもモテる」と言っちゃうような子なのですが、それが、全然嫌味にならない不思議なキャラ。まっすぐで真面目な性格と、いじめっ子にも正面から向き合う芯の強さもあります。そして、歯科医院で働く年上のお姉さんに憧れて、彼の情熱を傾ける研究の対象は、街の川からペンギンの生態に始まり、お姉さんのおっぱいまで広がります。

研究者のように不思議に思った物事に対してひたむきに向き合う姿勢とともに印象的なのは、彼のノートの取り方や、問題に対する取り組み方、そしてノートの使い方などを教えるお父さんの存在。問題を細かく分ける、問題を一枚の紙に集める、そして複数の問題は一つになっていく、などお父さんの言葉が、謎を解き明かすヒントになっていき、「エウレカ!」へとつながります。

出てくる文具を見るのも楽しいですね。少年が持つ、モレスキンを思わせるノート(赤のハードカバー、ラージサイズの方眼ですね)。お父さんも同じく黒いハードカバーのノートを使っています。父親はロイヒトトゥルムを使っているのかなー、と想像が広がります。

そしてプロジェクトごとにまとめているツバメノート。ちゃんと背ラベルを貼ったりする仕草も細かいところですが、文具好きの心をくすぐるのではないでしょうか。

文具好きやノートメモ好きな術が好きな人にもささりそうなこの映画。原作はさらにお父さんのメモ術も学べそうなので、こちらもぜひ読んでみたいと思います。

しかし、ペンギンの動きがいちいちかわいい。空高く放り投げられて、顔から地面に落ちて「ぺたあっ」となるペンギンの動きなんて、現物をみることができないのにどうやって考えるんだろう。お姉さんの声の蒼井優さんもどハマりで、魅力がたくさんある、素敵な映画でした。超おすすめです!

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